19:名無しNIPPER[saga]
2018/05/28(月) 22:46:07.85 ID:mGfU++ZTO
楓「ふっ……んんっ?!」
(目が見開かれる。彼女の『ゾーン』を捻じ切ったことを感じる。映画監督が女優に欲情して画を台無しにするなどあってはならないことだが、今の俺には関係がなかった。彼女は何か言おうとし、未だ口内に咀嚼中のものが残っているのを思い出した様子で、手のひらで口を覆おうとし……その両の手首が、俺の片手に纏めて封じられていることに気づく。なぜ、と目で問われる)
P「そのままで」
(そのまま、の意味が伝わらなかったか。言葉で問うため、咀嚼を再開する彼女。もうそれほど口の中には残っていないと見えた。油で汚れているのを除けば、いつもと変わらぬ、花の様に小振りで可憐な唇)
楓「んく……んぐンッ?!」
(その閉じた花弁目掛けて、顔を近付ける。途中で意図を察したのか、彼女は反射的に顔を背けようとする。が、俺の方が早かった)
楓「んンっ! ンーっ!! ん……ぅ」
ち……ぅ、
楓「ちゅ、ん…」
P(固い……)
(感じたのは、固さだった。あとは少しの塩気。これまで幾度となくかわしてきた口付けの、そのどれとも違う緊張。当然だ。彼女はまだ口の中に残しているのだから)
(ちょうど、食べやすくなった肉団子を)
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