5:名無しNIPPER[saga]
2018/05/28(月) 22:23:53.32 ID:mGfU++ZTO
P「10秒、か。また何かお茶目なことを考えてるのかな」
(物思いに耽る間際、ほとんど重力を感じさせずにエレベーターが止まった。足音の響かない絨毯敷きの内廊下に踏み出し、自らの安アパートとの差異を毎度のことながら思い知らされる)
P「本当に、すごい人をプロデュースしてるもんだな……」
(呼び鈴を鳴らすと、待ちかまえていたように錠が外れる。反射的にドアへ手を伸ばしかけて止め、たった10秒を、ひとつひとつ数える)
P「さて……おじゃましまーす。やっぱり、奥に引っ込むための時間だったみたいだな」ガチャ
(整頓された、というか生活感の薄い玄関に入り、オートロックの音を背に靴を脱ぐ。ごく短い廊下を抜けると――穏やかな照明、控えめな音楽、適度な空調――家主の人柄の様な極上の空間が俺を出迎えた。そして、)
楓「いらっしゃいませ、プロデューサー。お仕事、お疲れ様です」ヒョコッ
(その部屋の主は、キッチンに下がった暖簾から顔だけを覗かせた)
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