穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『54』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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204:世界線 No.『SG-000000000000000001』[saga]
2018/07/13(金) 22:02:09.35 ID:QTEsR1fi0



ピッ…ピッ…ピッ



「――さん、今日もお見舞いに来たんですね」




□あの日、私が彼女を背負い事故に遭ってこっち側へ来た日から数えてどれだけになるだろうか





白妙になる前の―『はい、…この子は私にとって全てと言っても過言ではありませんからね』




□若くして看護婦を務める彼女とはすっかり顔馴染だ、街から遠く離れた土地だというのに、熱心に住み込みで看病をする人だ






白妙になる前の―『本当に眠っているみたいね、…絵本のお姫様を思い出すわ』


「――さんの世界のおとぎ話でしたか?確か『白雪姫』でしたっけ」



白妙になる前の―『ええ、愛する人の手によって永遠の眠りから目を覚ます、ありきたりだけど素敵な物語よ』






白妙になる前の―『…現実は、そんな素敵な物語とはかけ離れてるけどね』



「…――さん…」



白妙になる前の―『ふふ、ごめんなさい辛気臭くなっちゃったわね』


「いえ!良いんです!こうして熱心に来てくださるんですもの、きっと目を覚ましますよ!頑張る人を神様は見捨てませんから!」



白妙になる前の―『"神様"…ね』





□励まそうとする彼女の気持ちはは嬉しかったけど、私は神様とやらが好きになれそうにない



□天は人を見ない、結局は人がソレを自分にとって都合のいいように解釈するだけでしかないから




白妙になる前の―『そろそろ行くわ…今日は、教授たちに会う約束だから』


「教授…あ、あぁ…あの…」


白妙になる前の―『…彼女達との意見交換は貴重よ?魔術もそうだけど医学にも多少の心得があるもの、将来的に―――を目覚めさせるためにも…』




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