【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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118: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/08/05(日) 22:32:00.38 ID:93bRhSM0o

芽吹「!」

甲高い音が鳴り響き、

振るった左腕がもぎ取られてしまうかのような感覚を感じて芽吹きの視線が動く

銃剣の刃先と銃口、その切望部に割り込む夏凜の刀

引っかかって抜けないのか刀の進行方向に腕が引きずられ、大勢が崩れていく

夏凜「……あんたはやっぱ、こっちのほうがあってるんじゃない?」

ギャリッっと金属がこすれ合うような音に続く、左腕の解放感

夏凜の刀が銃剣から外れたと認識したときにはもう、夏凜の体は目前で

みぞおちに向かって肘が撃ち込まれる

芽吹「ッ!」

勇者に劣る防人とはいえ、それなりの正装をし身を固めていた芽吹だったが、

その一撃は装甲を抜けて生身を穿ち、弾かれるように芽吹の体は後ろへと吹き飛ぶ

視界の端に見える夏凜の体は打ち込んだ姿勢からゆっくりと戻っていく

踏み込んだ足元の地面は僅かに抉れているようにさえ、見えて

芽吹「……なるほど」

まだ三好夏凜の背中は遠いのだと芽吹は思った

そして、彼女が久遠天乃を救いたいという思いは

自分達が世界を救いたいという思いよりもはるかに強いのだと感じた

芽吹「もっとも……罪もない人々を犠牲にできる覚悟がある時点で、強いのは分かっていたけれど」

上手く受け身をとって体を起こした芽吹はゆっくりと歩きだして夏凜へと近づき、

亜耶から預かった神樹様の種が収められたものを手渡す

芽吹「手加減、したわね」

夏凜「斬ったら死ぬわよ。まぁ、強引に奪うって言うならそれも仕方がなかったかもしれないけど」


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