【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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397: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/21(日) 10:18:08.50 ID:2A8lxSWxo

かわいらしい怒鳴り声が病室に響いたが、

誰一人として心配せず見に来ないのは、

本当に他愛もないことだとわかっているからだろう

頬を染めた園子は天乃から目を逸らしていて

心なしか、距離が開いているように感じた

園子「真剣な話っていうから昨日の……絶対わざとだった」

天乃「そんなことないわよ。銀のことはまじめな話だもの」

それに。と

小さくこぼした天乃は困った表情を浮かべる

天乃「私、きっと鉄男くんに嫌われたままだから」

というのも天乃は結局、銀の弟である鉄男との喧嘩別れをしっかりと解消できてはいない

それもあって、

栄誉ある死というものを受け入れることのできなかった鉄男のために、

英霊たちが眠る場所とは別に作られた墓に赴くことは難しいのだ

園子「……でも、きっと難しいことを言ったって分かってるとは思うんよ。だから会えば……」

そこまで言った園子は、

ついさっきまでの発言を取り消すように「ううん」と否定する

園子「会うのはダメなんよ」

天乃「だからそう――」

園子「天さんが考えているのとは全く違う理由で」


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