【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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411: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/21(日) 10:54:45.90 ID:2A8lxSWxo

天乃「……それもそうね」

祖母の代から戦いが始まっていたならば、

もっとしっかりと準備が行われていたはずで

それならば、銀が命を落とすようなことにもなることはなかったことだろう

しかし、それならばと天乃は思う

天乃「戦いが始まってもいないのに貴女は姿を見せていたの?」

九尾「奴も力はあったからのう……いや、奴が妾に興味があったからじゃな」

九尾は語りながら懐かしむように天井を見上げると、

天乃の方へと頭だけを動かす

九尾「多少、繋がりはあった」

天乃「勇者としての役目がないのに?」

九尾「勇者としての役目など、久遠家の人間にはそもそもないぞ」

天乃「…………」

九尾「久遠家は神に対する絶対的な力を持っているがゆえに勇者と並んでいるだけで正式には勇者ではない」

それは分かっておるじゃろう? と問いかける九尾をじっと見つめた天乃は

静かに頷いて、目を逸らす

勇者としての力を与える神樹様に対してでさえ、

朽ち果てさせることができる化け物のような力を持っているのだ

仕方がないことだろう


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