【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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702: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/11/11(日) 15:43:18.37 ID:VcSaUQPwo

九尾「それで主様、阻止する手立ては考えられたのかや?」

天乃「今の今でそれを聞いてくるなんて……そんなの……」

結果的に鎮めることができたとはいえ、

巫女である6人が犠牲になり、残った1人も犠牲となった

そんな、当人たちにおいての救いとは言えない結末を聞かされた後での問としては

あまりにもひどいものだと、天乃は首を振る

暗に、6人の中の巫女である亜耶の繋がりで、

芽吹までその身を投じてしまうだろう。と、助言とはいえない助言されたようなものなのだから。

天乃「何にも、考えついてなんていないわ」

九尾「ふむ……そうか」

天乃「そうかって、貴女いつも聞いているでしょうっ」

九尾「それはそうじゃが」

天乃「だったらッ」

九尾「こう、つまらぬきっかけでも与えてやらねば。主様は不満も言わぬじゃろう」

天乃「っ……」

九尾「主様が己の力不足を嘆いておることも、それでも考え、悩んでいることも。妾は十分に理解しているとも」

無意識に強く言葉を発していた自分に気づいて何も言わない天乃を

今度は、優しく見下ろして、九尾は声をかける

挑発の色はなく、ただ、宥めるような口調だった

九尾「主様に体の自由度がなく、子のこともあって普通の少女以上に精神的に崩れやすいことも十分承知しておる」

それでも、内面に押し隠して、平然を振るまおうとしてまう

ふるまえてしまうような人間であることも、九尾はよく知っている

九尾「主様や。少し、考えるのをやめるのも一つの手であろう」

天乃「なっ」

九尾「主様は一人で悩んでおるのか? そうではなかろう。そうならぬための者共であろう。それとも、少しの休息時間を取ることさえ咎めるような者共かや?」


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