ヒッパー「あんたがアズールレーンの指揮官ね?」 指揮官「っ……いかにも」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/03(金) 07:57:26.90 ID:jplgx4ps0


指揮官「っ……セイレーン……!!」

「初めまして、指揮官さん。けど今日はあなたを訪ねてきたわけじゃないの。もうすぐだから少し待っていてね」ググッ

指揮官「ぐっ……」ミシミシ

指揮官(セイレーンが信じられないぐらいの怪力で俺の首をつかみ、体を持ち上げていた……だが殺されはしない……こいつの目的は一体……!?)

オイゲン「指揮官!!っ!?セイレーン……!!」ハッ ギロリ

指揮官(聞きなれた声、俺のことを呼びながら部屋へ飛び込んできたのはオイゲンだった!!しかし、一人でセイレーンに勝てるとは思えない……)

指揮官「オイゲン……逃げろ……!!」

「プリンツ・オイゲン!!あなたに用があったのよ!!」ニタァ

指揮官(ありったけの怒りと殺意を込めたようなまなざしでセイレーンを睨みつけるオイゲンに、セイレーンは邪悪な笑みを浮かべて話しかけた)

オイゲン「はぁ……?どちらにせよ、今すぐ指揮官を解放しなさい。さもないと後悔するわよ?」

「今の消耗しきったあなたが勝てるの?それに、あなたが一撃加えるよりも早くこの男の首を折れる」

オイゲン「っ……何が目的なの?指揮官をすぐに殺さないということは話し合いの余地があるのでしょう?」

「そうね。あなたはこの男の命を助けたいのでしょう?」

オイゲン「ええ、そうよ」

「なら取引よ。この男の命は助けてあげる。その代わり貴女はここで死になさい」

オイゲン「っ……」

指揮官「っ!!だ、ダメだそんなこと……!!オイゲン……!!俺はもういい……!!逃げるんだ……!!」ギリッ

指揮官(首が絞められているせいでうまく声がでない。それでもオイゲンは聞こえたはずだ。しかし、オイゲンは俺の望みと逆のことをする)

オイゲン「……保証がないわ。私が死んだら指揮官を助けてくれるという保証が」ジッ

「そういわれても保証のしようがないわ。貴女に残された選択肢は二つ。信じて死ぬか、信じないでこの男の最期を見届けるか。さて、どうする?」ジッ

指揮官「オイゲン……!!逃げろ……!!頼むから逃げてくれ……!!」

オイゲン「っ……そうでしょうね。指揮官ならそういうのでしょうね。分かっているわ。けど、指揮官も私がどうするのか分かるでしょう?」

オイゲン「貴方と会えて……本当によかった。貴方のおかげで灰色だった私の世界は鮮やかに色づいたわ。ありがとう、指揮官」ニコッ

指揮官(こんな状況だというのに思わず見とれてしまうような優しい笑顔で俺を見つめるオイゲン。分かっている……君がそうすると……だが、それでも!!)

指揮官「ダメだ……止めてくれ……!!オイゲン……!!」

オイゲン「さようなら。幸せになってね?っ……ふぐっ……でも、できればその心の片隅に私の場所を残しておいてくれると嬉しいわ」ポロポロ

指揮官(こらえきれず嗚咽し、涙を流すオイゲン……俺は……大切な人が今、殺されようとしているのに何もできない……狂いそうだった)

指揮官「っ……頼む……君が生きてくれ……!!」ギリッ ブチッ タラリ

オイゲン「やりなさい、セイレーン。ただし言ったことは守りなさい。もし違えようものならヴァルハラからお前を殺しに戻ってくるわ」ギロリ

「安心なさい。誓って言ったことは必ず守るわ。この男は助ける」

オイゲン「……やって」


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