ヒッパー「あんたがアズールレーンの指揮官ね?」 指揮官「っ……いかにも」
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43:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/04(土) 02:28:09.27 ID:Dug4bC3h0
オイゲン「……指揮官、起きてる?」

指揮官「っ!?あ、ああ」

オイゲン「……覚えてる?今日、私が正気に戻った時のこと」

指揮官「っ!!……ああ」

オイゲン「私はあの時、頭が真っ白になった。指揮官をこの手で傷つけた。殺しかけた。それだけ私は……っ……」ウルッ

指揮官「オイゲン、君は悪くない。セイレーンに精神操作されていたんだ。奴の洗脳装置はヒッパーが破壊した。もう心配ない」

オイゲン「……でも、私は自分で自分を赦せないわ。あの時……一か月半前、私はあなたに酷いことを言って、見殺しにしようとした」

オイゲン「そして今回、とうとう私は自分の手で指揮官を……殺そうとした……!!それは変わらない事実よ……!!」

指揮官「っ……どうすれば、君は自分を赦せる?」

オイゲン「赦せないわ……絶対に……私……こんなはずじゃなかったのに……全部滅茶苦茶にされて、壊されてしまった……大事にしてたのに……!!」

指揮官「オイゲン」ゴソゴソ ダキッ

オイゲン「っ……!!」ビクッ

指揮官(今にも壊れてしまいそうな儚い声に、俺はその場でオイゲンに向き直り、震える背中を抱きしめた)

指揮官「……頼む、オイゲン。自分を赦してやってくれ。俺はオイゲンが……大切な人がそんな風に苦しむ姿、見たくない」

オイゲン「大切……?私が……?指揮官は私のこと、大切だと思ってくれてるの……?」

指揮官「もちろんだ」

オイゲン「あんな酷いこと言ったのに……?殺そうとしてしまったのに……?」

指揮官「オイゲン、余計なことを考えるのはもうやめろ。今、君は俺の隣にいて、俺が君を大切に思っている。それでいいじゃないか」

オイゲン「指揮官……!!」

指揮官「君と一緒に過ごした時間は、育んできた関係は、セイレーンなんかに簡単に壊されるような儚いものじゃない。そうだろう?」

オイゲン「っ……うぅ……!!」モゾモゾ ダキッ ギュッ

指揮官(後ろから抱きしめる俺の腕を強く握っていたオイゲンは、俺の腕の中でもぞもぞとこちらへ向き直る)

指揮官(そして俺の胸に顔を埋めて押し殺すように泣いた。俺はオイゲンを抱きしめ、頭を撫でていた)



指揮官「……っ」

オイゲン「Guten Morgen, 指揮官。コーヒーでも飲むかしら?」

指揮官(聞こえてくるオイゲンの声。窓の外は明るい。もう朝になっていた。もう少し横になっていたい欲求に逆らって体を起こす)

指揮官「オイゲン……?ああ、ありがとう……いつの間にか寝てしまっていたか」

オイゲン「ええ。とってもかわいい寝顔だったわ」

指揮官「っ……忘れてくれ」

オイゲン「いやよ。大切な思い出にする」クスッ

指揮官(いたずらっぽくはにかむオイゲン。思わず見惚れてしまうようなその笑顔はもう作り物ではなかった)


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