ヒッパー「あんたがアズールレーンの指揮官ね?」 指揮官「っ……いかにも」
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90:名無しNIPPER[saga]
2018/08/08(水) 03:20:46.50 ID:eEOlRWRX0
オイゲン「指揮官も、分かっているでしょう?私たちはアズールレーン。ヒッパーはレッドアクシズ」

オイゲン「決して相容れない敵同士なのよ。……お願い、目を覚まして。全部悪い夢だったのよ」ジッ ウルッ

指揮官「オイゲン……」

指揮官(俺を見つめるオイゲンの目は涙がいっぱいに溜まっていた。縋るような視線と声音だった。オイゲンとの思い出が胸中に渦巻く。だが……)

指揮官「……それでも、俺はヒッパーを愛しているんだ」

オイゲン「……!!」ツゥー

ヒッパー「指揮官……!!」

指揮官(俺の返答にオイゲンは顔を歪めて悲痛な表情を浮かべた。そのせいで涙がとうとう溢れる。対照的なヒッパーの喜びに満ちた声)

オイゲン「……すべてを捨てて、私のことも捨てて、その子を選ぶの?」

指揮官「……すまない」

オイゲン「……」

指揮官「……」

ヒッパー「……」

指揮官(長い沈黙だった。心が痛かった。だが、これが俺の決断なんだ。そう思いを込めてオイゲンを見つめる)

オイゲン「……こんなはずじゃなかったわ。こんなはずじゃ……Ich liebe dich……ヒッパーよりもずっと……!!」

ヒッパー「っ……」ピクッ

指揮官(震えるか細い声。オイゲンの言葉にヒッパーはピクリと反応した。が、自制したのか黙ったままだ)

オイゲン「なのに指揮官、あんたは私を選ばずヒッパーを……!!なんだったの……私とあなたの関係は……こんなに儚いものだったの……?」ジッ

指揮官「っ……」

指揮官(心が痛い。違う、そうじゃない。そう思ってももう何も言う資格はない。俺は何も言えなかった)

オイゲン「うぅ……あのセイレーンさえいなければ……!!っ……!!殺しても殺したりない……!!あれのせいで……!!」ツゥー

オイゲン「ヒッパー、この泥棒ネコ、最低最悪の魔女、卑しい売女……!!さぞ痛快でしょうね……?私から最高の男を寝取った気分は!!」キッ

指揮官(オイゲンの目からはとめどなく涙が流れていた。セイレーンに対する怨嗟の言葉。そしてヒッパーを睨みつけ、悲鳴のような怒声をあげる)

ヒッパー「っ……寝取ってないわ……指揮官、フリーだったじゃないの」

オイゲン「黙れバカ女!!私の方がずっと前からお前よりもずっとずっとずぅっと指揮官のことを想ってた!!」

ヒッパー「っ」

オイゲン「ただ長く一緒に居すぎて……ちょっと……ちょっとあと一歩を踏み出すのを怖がってただけなのよ!!なのに……!!あんたさえいなければ……!!」

ヒッパー「……」

指揮官(もうオイゲンは完全に感情を抑えることができていなかった。涙を流し嘆き悲しみ、ヒッパーを怨みのこもった眼差しで睨みつける)

オイゲン「指揮官の裏切り者!!そんなツンデレまな板女なんかに誘惑されて寝取られちゃうなんて……信じてたのに!!」



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