6: ◆vNoifR2vNc[sage]
2018/08/05(日) 18:05:14.26 ID:++ozN2Tl0
「いたた……ご、ごめんなさい!」
智絵里の顔はちょうど俺の胸のあたりにあり、そのままこちらを見ながら謝ってくるが、
「…………えっと、あの、Pさん、これ……」
こちらも謝ろうとした時、智絵里は、何かに気づいたようで、そのまま黙ってうつむいてしまう。
いま、この体勢は。俺の腹部のあたりに、智絵里の控えめだがきちんと主張する柔らかな胸が押し付けられている。
そして、智絵里の腹部辺りに、俺のかなり固く、熱くなってしまった部分が……
「Pさん……これ、わたし……で、こうなってる……んですか……?」
智絵里は、その部分にそっと手を触れる。もう、言い逃れはできないだろう。
そしてその質問は。智絵里はそれが何であるかをわかっている――ということを意味していた。
「……そう、だよ。すまない……」
正直に謝罪を口にする。担当アイドルにこんな感情を抱いたことが知られてしまうなど、とても許されないだろう。
だが、智絵里の反応は意外なものだった。
「……ううん、謝ることなんかじゃ、ないですよ。Pさんは嘘をつかない人ですし……私に色気があるって言ってくれたことも嘘じゃなかったんだなって思えて……安心しました」
怒っていない……のか。むしろ逆に、ふわりと微笑んでくれた智絵里の優しい言葉に、安心感が広がった。
しかしこの状況である。自分の思考とは裏腹に、それの硬直はさらに進んでいく。
「だから、あの、Pさん……もし、もしも、私でよいのなら……私、ここを楽にしてあげたい、です……」
「智絵里……それ、は……どういう……」
智絵里から出てきた言葉に驚きが隠せず、考えもついていっていない。
目の前にいる智絵里は、本当にあの智絵里なのだろうか。そんな考えすらよぎる。
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