20: ◆U.8lOt6xMsuG
2018/08/23(木) 02:36:17.82 ID:JSsbPllS0
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多分、拾ってもらったあの日から、あたしはずっとこうだったんだ。そして、多分、ずっと怖かったんだ。プロデューサーと離れてしまうことが。プロデューサーに離れられてしまうことが。
飄々とした態度をとっていても、あたしの内面はもろくて。あなたに捨てられてしまうと、なんて考えるだけで苦しくなる。
ああ、あたしって、こんなに弱くて、そして、こんなにあなたに依存してたんだ。
口が悪くて、真面目で、優しくて、料理上手で、真っ直ぐにあたしのことをみてくれるあなたが、心の中でこんなにも大きくなってたなんて。
『終電がなくなったから』、『手料理を食べたくなったから』、『新しいドラマを見たいから』なんて理由は、ただの建前。『会いたかったから』と言わないためのただの言い訳。
でも、そうやってあたしが無防備晒して、あたしがどれだけ誘惑しても、あなたは絶対に手を出さない。そういう所も好きなんだけど。
ごめんね、もう耐えきれない。我慢できないんだ。
あんな夢を見た後だからか、思いが一層強くなる。捨てられたくない、離れて欲しくない。それ以上に、あなたを自分だけのものにしたい。一緒にいたい。
だから、あたしからこうするね。
どうか、今晩だけで良いから、あたしを女として見てほしい。できるなら、あたしを大人にして欲しい
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