肇「フォークソングライン(ピーターパンと敗残兵)」
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54:名無しNIPPER
2018/10/16(火) 18:43:59.11 ID:kQL/W8rg0
「そうだったんだ。心配にさせてごめんね」
「いや、勝手に家に上がった俺も悪かったし」
 俺の言葉に「ううん」と肇は首を振ってから、
「もしキミが言う通り、本当におじいちゃんが倒れていたら」
 顔を歪ませながら言った。
 やっちまったー。肇に悲しい事を想像させてしまった。昔っから肇はおじいちゃんっ子だったからな。
「だ、大丈夫だって。ほら、俺もちょくちょく来てるし、俺のじーさんも来てるから。
 この前俺のかーさんも、来てたみたいだし。安心しろって。ってか、肇のじーちゃんと、肇のお母さんたちは」
「おじいちゃんが、ちょっと…。入院しちゃって」
「入院」
 肇のじーさんは昨日、肇のライブを俺のじーさんと一緒に楽しんでいたはず。
 なのに。
「待って。たぶんキミが考えているの様なことじゃないの。えっとね、その…」
 肇は歯切れが悪くなり、どこかバツが悪そう。
「えっとね、笑わないでね」
「あっ、あぁ」
 俺は頷いた。
「えっとね、昨日。おじいちゃん、私達のライブではしゃぎすぎちゃったみたいで、その…。
 ぎっくり腰で、入院しちゃって」
 肇の顔が赤くなっているのがわかった。
「ぷっ。あははは」
 笑ってしまった。けど笑わずにはいられない。肇のじーさんらしいっちゃ、らしいな。
「もう、笑わないっで言ったよね」
「わるい。わるい」
 肇は膨れている。けど、グラビアとかで見せることのない素の肇。
 ちょっと優越感がある。


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