キョン「パルクール?」
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32:名無しNIPPER[saga]
2018/11/10(土) 22:32:46.71 ID:ZRPfxFLb0
ハルヒ「はぁはぁ、まったく……みんな揃ったわね」

まだ頬がほんのり紅潮しているハルヒ。
長門と何をやっていたかは俺の与り知らぬことだ。

ハルヒ「えー、この間から始まってるパルクール企画ですが……あれから何回かまた練習をして、着地や受け身、ヴォルト、壁を上る動きに加えて、プレシジョン系やバランス系、フローの練習と、基本的な事はこれで一通りさらいました。そこで、次はいよいよ、花形の宙返りに挑戦してみたいと思います」

キョン「はい」スッ

ハルヒ「はいキョン」

キョン「俺はまだ死にたくない」

ハルヒ「それを今から説明するわよ。えーっと、宙返りはいきなり出来るとは思えないので、学校の武道場でマットを敷いてやろうと思います。武道場は休み時間でも鍵が開いているのは調査済みです。端に積んであるマットを使って出来るだけ安全に進めていこうと思います。あ、みくるちゃんは無理に参加しなくていいわよ」

ここいら辺りで、そろそろ長門の出番じゃないか?
素人が何のノウハウも無しにいきなり宙返りが出来るようになるとは思えないし、柔らかいマットがあっても危険には違いないだろう。
万が一ハルヒが失敗したら、その一瞬だけ重力を反転させたりしなくちゃならんかも知れんぞ。
ここで、隣に座っていた古泉が神妙な面持ちで手を挙げた。

古泉「涼宮さん。僭越ながら意見させて頂きますと、パルクールの基本動作の練習とは違い、宙返りには大きな危険が伴います。今までのように動画を見ながら独学で進めていくのにも限界があるかと」

みくる「そうですよぉ、頭から落ちたりしたら大変なことになりますよぉ」

ハルヒ「むむ……でも、このままじゃいつまで経ってもバク宙できるようにならないわ。私はそんなの嫌よ。キョン、あんたも嫌でしょ?」

ハルヒの頭に鎮座する山吹色のカチューシャが、夏の午後の陽光を目一杯吸い込んで厳めしく輝く。
ひょっとしてあれは、この女は危険だという警戒色の意味合いでも込められているのだろうか。
それから、一生バク宙が出来なかったとしても、こちらとしては全く問題ないんだがな。


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