【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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164:名無しNIPPER[saga]
2018/11/13(火) 22:38:54.99 ID:B3dSjf/W0

提督「お前に選択肢を遣ろう」

雲龍「選、択肢? 」



怪訝な顔で俺の顔を見つめる雲龍は未だ気付いてはいまい。

お前に俺は殺せない。半端な化け物に殺されてやる程俺の価値は安くない。
そこには何らの保証も根拠も無いけれど、それでも真理と言える正当である。



提督「一つ。このままホテルなり鎮守府なりで俺を溺れさせてみる」

雲龍「却下。正直一晩じゃ自信が無いわ。処女だし」

提督「一つ。死してなお俺の為に生きる程の道具であれるよう自分を圧殺することを覚えてみる」

雲龍「却下。あなたの側にいないと仮令生き延びてもそこに意味なんて無いわ」

提督「一つ。俺を真人間にしてみる」

雲龍「却下、いえ、不可能よそんなことは。私が惹かれた男は、そんなことでは変わらない。
そんなことで変わるただの人間を好きになんて、ならない。
クズであることを越えてでも欲しい男なのよ、あなたは」



ここで自分に負けてくれればどんなにか幸せだろう。
俺にとっても、そして彼女にとっては特に。


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