【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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94:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/07(水) 19:28:34.65 ID:u/WujjWcO

提督「それならばいい、単刀直入に言おう。呉へ、行かないか」

雲龍「は、はい? 」

余程予想していなかった言葉だったのだろう。
目を見開き素っ頓狂な声を出す雲龍など滅多に見られない情景である。興味が有るわけではないが。

提督「呉の大将から話が来ていてな。あちらにいる加賀と交換、いや配置転換をしないか、と」

事実である。呉の大将は今回挙げた戦果からいたく彼女を気に入ったらしい。

余談だが艦娘はこの世に複数存在する。それも全く同じやつらが、だ。
横須賀だけでも“ 雲龍 ”など何隻も在籍しているし、
“ 大和 ”ですらこの国どころかアメリカやドイツ、フランスにだって派遣されている。

彼女たちはその生育過程と環境以外を全て同じにしている同一体だ。
人間からの変化か、人工的な工廠生まれか、海でのドロップか。
その程度の差しか彼女たちには、無い。

特に軍の高官ともなれば彼女たちの個人差になど興味を持ちよう筈も無い。
性格や思考がほぼ同一であってスペックと限界も同じならば、仕方が無い。

寧ろ子飼の化け物をどうにか自分好みの兵器にすることにこそ意味があるのだ。


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