ハルヒの不思議パワーでキョンが発情する話 SS
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10:名無しNIPPER[sage]
2018/11/11(日) 05:15:29.34 ID:EygKScEE0
ハルヒは私服だった。それも秋を感じさせる落ち着いた印象の服だった
そんなハルヒに目を奪われていると、ハルヒは何か言いたそうにしながらも、言葉を飲みこんだようだった
そして、目を合わせることなく俺の腹のあたりを見ながら小声でなにか呟いたような気がした

「何か言ったか?」
「べ、別に…それより、なにしてんのあんた」
俺に一切目線を合わせることなく、声だけは威勢のいいハルヒ

「暇つぶしに来てただけだよ、そういうお前はなんなんだよ。活動なしなんてきいてないぞ」
「あ、あたしは一人でSOS団校外活動を実施していたところよ
 活動なしって言ってないから当然よ、今日は仕方なかったんだもん」
何が仕方なかったのかは分からないがついにSOS団を解散でもさせる気になったのだろうか
それはそれでありだが俺としてはまだ…
「あ…」
ハルヒの一声で考えが中断してしまった
いつの間にか空には黒い雲がかかっていたし、ぽつぽつと雨も降り始めていた
傘を持っていなかった俺は周りを見渡し、雨宿りできるところを探した
しかしなぜか周辺には雨宿りできそうな場所はなかった

「あんた、傘持ってないの?」
「そういうお前こそ。持ってないのか?」
「持ってないわよ、雨降るってきいてなかったし…おかしいわね、今日はずっと晴れるって言ってたけど」
「天気予報もアテにならんってことだろ」
なんて呑気に話していたせいで雨はどんどんひどくなっていた
なんとか歩き回り雨宿りできるところを見つけたころには二人とも手遅れだった
かろうじて持っていたハンカチをハルヒに渡し、服を絞っていると少しだけ雨がやんできた
通り雨のようだし雨が弱まっている隙に駅まで戻ろう。そう話し合い、駅まで向かおうとした瞬間気づいてしまった
ハルヒの真っ赤な顔に

「どうしたハルヒ、おい」
赤く染まった顔はまるで風邪をひいた子供か日焼けした後のようだった
全身が火照っている。心なしか息も荒い
「くそっ、どうすれば…」
「だ、大丈夫…だから…まだ…んっ…あるけ…」
「無理するな」
強がるハルヒも、体はこちらに預け、今にも倒れそうなところを必死にこらえているようだった
また、預けられた体は今にも消えそうに弱弱しく、まるで一人の少女であるかのようであった
そんな弱ったハルヒを見た俺は無意識のうちにハルヒを抱えていた
いわゆるお姫様抱っこだ

ハルヒを抱えて俺は走った
とにかく休めるところ、できれば着替えもできるところが望ましいだろう
できればコインランドリーやネットカフェでもよかったのだが、わざわざ街に出てそういった場所に行かないために場所が分からなかった
数分歩いていると看板が見えた。そこに書かれた文字に引き寄せられるかのようにその建物へ入っていった俺は
「ば、ばかっキョン…っ!ここ、ねぇちょっと」

やけに動揺したハルヒの声を聞くまで気がつかなかった
気がつけばそこは建物の前、あと数歩踏み出せば入ることができる
妙に赤らめた顔で抱かれているハルヒに気がつき我に返った

おいおい、確かに休憩できるとはいったがここは

「ねぇ、ほんとに入るの?キョン。ここ、だって…」

いわゆるラブホテルというやつだった


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