6: ◆FreegeF7ndth[saga]
2018/11/18(日) 11:14:21.02 ID:h1zBAv12o
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「今度は、あなたが肩を貸してちょうだい」
私は、懇願しておきながら返事も聞かず、彼の肩に腕を回した。
ペニスのべとついてきた先端が、私の下っ腹にぐいと埋まる。
ペニスの根本が、私の陰核をよじらせる。
私は、彼の肉体を自慰の道具であるかのように、腕を絡めて腰を細かく前後させる。
彼はおとなしく、私の運動に身を委ねた。私が一方的に彼を犯しているような格好だ。
そのまま、ずりずりと往復を繰り返す。
痒みのようにあとを引く快感が、じわじわと肌の下に沁みて、私は動きを止められなくなる。
もし掛け布団を取り除けて誰かに覗かれたら、私の有様はさぞ浅ましく映るだろう。
「あ……っ、ん……んんっ……」
その想像が、私自身に拍車をかける。
肌と肌が擦れ続けるうちに、彼からも再び呻きが漏れ始める。
「のあ……気持ち、いいのか?」
「……ええ、まぁ」
「真っ暗なのが残念だ。のあの今の表情が、みたい」
「遠慮してちょうだい……」
彼は私の痴態を、きっと目で確かめたいだろう。
けれど私はなぜか、電気を点けてはいけないと思った。
電灯で照らされたら最後、この熱気が吹き消されてしまうと恐れた。
「のあのお腹も、おっぱいも、気持ちいい……」
女の部分を、肌越しにペニスに接触させ続けると、
ペニスの熱さがこちらの肉の内側まで伝染する――そんな錯覚がする。
松明で炙られているみたい――そんな想像をすると、本当に肌の下が燃える感触。
熱い。熱い――じっとしていられない。なのに、もっと私のカラダは狂おしく熱を求める。
「あっ……ふぁ……あなたの、ペニスが、熱いわ……っ」
「のあから、そんなセリフが聞けるなんて……」
そうだろう。
こんな言葉、独り言ですら言った記憶が無い。
「はぁ……あぁっ、あ……んぁ……っ」
私の汗滴が垂れ落ちて、彼の肌で、彼の汗とともに摩擦にすり潰される。
それが油のように、私の熱と欲情を盛んにさせる。
「のあ……のあっ……」
ペニスがさらに熱さと大きさを増したあたりで、彼はいきなり私の肩を強く抱きとめた。
「んんんっ……!」
肩甲骨とうなじへの不意打ちに、私はつい背筋をくねらせてしまう。
「うっ……すまない、つい、こすられるのが気持ちよくて、出しそうになって……」
「……それだけで射精するなんて、変態みたいね」
「のあが、あんなに一生懸命ずりずり動くから……」
別に、奉仕のために動いたつもりはないのだけど……。
「北条加蓮は、こういうことはしなかったの?」
「……まぁ、うん」
よくわからない。
私は、理屈なしについ彼の肌と、怒張した粘膜が欲しくなって、勝手に自慰の道具扱いした。
北条加蓮は、どうしていたのだろうか。彼に身を委ねるばかりだった――?
ふと、頭に過ぎる――北条加蓮が、今の私たちの情事を上から見ている――いや、そんなはずはない。
はずはない――のだが。
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