【メルルのアトリエ】トトリ「待ってよお、ミミちゃん」
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名無しNIPPER
[saga]
2018/11/25(日) 02:05:13.43 ID:HgKOPu5U0
「「せーの」」
どすん。
二人の冒険者によって、人の踏み入ったことのない山頂に旗が突き立てられた。旗にはトトリが自身を丸くデフォルメして描いた似顔絵と、シュヴァルツラング家の家紋が描かれていた。
「なかなかいい気分だわ」
「あは、そうだね」
二人の眼下にはまだ誰も足を踏み入れていない、雄大な自然を擁した景色が広がっている。山脈を澄んだ水面に映す湖や、雪を負う白い森、今立っているよりも高く聳える山々。二人は、地平線の果てまで続く未踏に、冒険者の本懐を見た。
トトリはミミに寄りかかる。
「来てよかったね」
「そうね」
普段は天邪鬼なミミも、その時だけは素直にトトリの肩を抱くことができた。
「ありがとう、トトリ。私を誘ってくれて」
二人はしばらく寄り添ったまま、ただ山頂からの景色を見ていた。
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