【メルルのアトリエ】トトリ「待ってよお、ミミちゃん」
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9:名無しNIPPER[saga]
2018/11/25(日) 02:04:09.04 ID:HgKOPu5U0
 まずい。まずいまずいまずい。


 焦りと混乱で回るトトリの思考は、ある方法に辿り着く。本で、いくつかの物語で見たことがある。胡乱げな目で浅い呼吸をして血を吐くミミを見て決心した。


 トトリは薬を自分の口に含むと、ミミと唇を合わせ、ゆっくりと流し込んでいった。咽が癒えても、何度も口移しで薬を流し込んで行く。


 全身の傷はじきに癒え、さっきまで虚ろだったミミの眼に理性が戻ると。ミミは急に飛び上がってトトリを突き放した。


「な、なな、なにを、あんたは!」

「ミミちゃん!」


トトリは慌てるミミを無視して、その体に強く抱きつく。


「よかった…ミミちゃんが死んじゃったら、わたし…」


 ミミは泣きそうな声で縋り付くトトリを引き剥がすこともできず、安心させるように抱き返すほかなかった。


「ああ、もう…ごめんなさい、心配かけて。その、助かったわ、方法はともかくね」




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