とある妄想科学の猟奇殺人(ニュージェネレーション)
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6:名無しNIPPER[saga]
2018/11/25(日) 20:44:29.18 ID:0u3i+OR/0
『……この相次いだ二件の事件ですが、上坂さん、どう見ますか?』

『そうですねぇ……。二人の被害者には全く関連性がないということなので、まず怨恨の線は薄いでしょうね』

『となるとどういう狙いがあるんでしょうか』

『殺害方法が普通ではないことを考えると、自己顕示欲を満たす手段の一つ、ということは可能性として考えられると思います。また劇場型犯罪の……』


「……」

まただ。一件目の事件から日が経つと報道は下火になっていっていた。
しかし第二の事件が発生し両者が結び付けられて考えられるようになると、報道は一気に過熱したのだ。
キャスターたちが事件を整理し、犯罪心理学などの知識人たちが犯人像の分析などをしている。
当然、それが当たっているのかどうか確かめる手段はないんだが。

「これで終わってくれるといいんだけどな……」

冷蔵庫を開けて中を見る。
そこにはコーラ、ドクペ、スコール、マウンテンビューと珍妙な飲み物が並んでいた。
青ピたちと遊んだりした時になんやかんやでこんな並びになってしまった。
普段はドクペだのスコールだの、まず飲まないのにな。

まあ捨てるのも勿体なく、こうしていつか来るだろう飲まれる時を静かに待っているわけだ。
とりあえず無難なコーラを取り出して一口呷る。


『……とにかく、犯人もまだ捕まっていないわけですから、十分気をつけていただきたいですね』


コメンテーターがそう締めると番組は次のコーナーへと移っていった。
テレビを消すと同時に、俺はふと思い出した。

「そういやインデックスの奴、もう帰ってくるころだよな」

同居人であるインデックスは現在散歩へ出かけている。
あれでもシスターだからかあいつは割と早起きなんだ。
そういう時、まだ俺が寝ていると時間を潰すためかぶらりと外に出ることがあった。


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