とある妄想科学の猟奇殺人(ニュージェネレーション)
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8:名無しNIPPER[saga]
2018/11/25(日) 20:47:44.15 ID:0u3i+OR/0
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「……そうか」

そうだった。あいつは今、いないんだ。
だったら今のうちに着替えておこう。学校がある。

「えっと、確かこっちの引き出しに……」

あまりにも汚れてしまったため、お財布を痛めながら仕方なくクリーニングに出した制服。
返ってきたそれのあまりの綺麗さに感動し、ちゃんと引き出しの中にしまっていた。
そしてその引き出しを開けると、

「なん……だと……?」

そこには綺麗に畳まれた小さい布が並べられていた。
なんだこれ。見覚えがない。
突然目の前に姿を現した未知なる物質の正体を白日の下に晒すべく、俺はそれを一つ手に取る。

なんだこの可愛らしいデザインは。
なにやら折り畳まれていたので広げてみる。
そこで初めてこの白い布の正体が判明した。

「これは……男たちの夢(ホワイト・ドリーム)だ」

そうか。流石にこういうものはインデックスが自分で仕舞っていたからうっかりしていた。

「とうま?」

「っ!?」

反射的に身が縮み上がる。
心臓が止まるかと思った。鼓動がヤバい。


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