とある妄想科学の猟奇殺人(ニュージェネレーション)
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9:名無しNIPPER[saga]
2018/11/25(日) 20:48:52.60 ID:0u3i+OR/0
っていうかなんでインデックスがここにいるんだ!?
全く接近に気が付かなかった。
まさか音を殺して歩くのがクセになっているのか!?

「とうま、それ……」

「……!! い、いや違うんだインデックス。誤解するな。まずは話し合おう」

そうだった。そんなことを言ってる場合じゃないんだ。
何故なら俺は今、その右手にドリームを持っている。
こんなのまるで留守中に女の子の下着を漁ってるただのHENTAIじゃないか……!!

いや待て。待て待て。
考えるんだ。相手はインデックスだぞ。

これがたとえば美琴とか吹寄とかだったら、速く重い一撃を頂戴した後風紀委員なり警備員なりに通報されてお縄コース不可避だっただろう。
しかしインデックスであれば、ヘビーな噛みつきくらいで何とかなる可能性があるのではないか!?

「インデックス、これは……」

「それ、欲しいの……? とうま……」

「は!?」

なんだそれ。なんだそれ!!
あまりにも想定外すぎる言葉に上ずりまくった声を上げてしまう。
その発言にも問題だらけだが、どうしてお前はそんな満更でもなさそうな顔をしているんだ!?

「私は、いいよ……。とうまが望むなら……。今まで家賃とかも払ってなかったし……」

誰か。誰か、この状況を説明してくれ。
急展開すぎる。青ピ風に言うなら『これなんてエロゲ?』

「お、おいインデックスあなたさまはいったいなにをおっしゃっているのですか?」

「だから、ね……? 今までの分も、これで払うんだよ……」

インデックスは顔を赤らめながらその修道服を脱いでいく。
こ、これは……いいのか? そういうことでいいのか?

今まで散々苦労してきた。レベル5や聖人なんて化け物とぶつかったこともあった。
それらのご褒美が今、舞い降りようとしている!!
すまん青髪ピアス。すまん土御門。俺はこれ以上お前らと同じ道を歩むことはできないようだ。

インデックスの白い肌が見える。
俺はゆっくりと手を伸ばす。おかしい。何故俺は今になってインデックスを意識してしまうんだ。
だがもうそれはいい。上条当麻、いざ参る!!

「本当に、いいんだな。インデックス」

「うん。きて、とうま……」


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