加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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440:名無しNIPPER[saga]
2020/03/05(木) 02:46:48.33 ID:DQpcpo490
伊勢&日向「「……」」ガチャン カチャカチャ ガチャッ

空母水鬼「……」ノソノソ

提督(俺の護衛兼空母水鬼の監視役の伊勢と日向が無言で空母水鬼の拘束を外した。手錠と足枷だけになった空母水鬼が牢から緩慢な動作で出てくる)

空母水鬼「……」ギロリ

提督「……」ジッ

提督(よほど俺を怨んでいるのだろうな。空母水鬼はずっと俺を睨んでいた。俺はその視線を真っすぐ見つめ返す)

提督「……ついて来い」フイッ スタスタ

空母水鬼「……」スタスタ



政府高官「これが深海棲艦ですか……」

空母水鬼(どこか、処刑場に連れていかれるものだと思っていました。でも提督に連れてこられたのは瀟洒な応接間です)

空母水鬼(そこには軍服ではなく正装に身を包んだ民間人、おそらく日本政府の高官が居ました。まるで珍獣でも見るかのようにじろじろと無遠慮に見てきます)

空母水鬼「……」ギロリ

政府高官「っ……」

空母水鬼(どうせ殺されます。殺意を込めて睨み返してやりました。相手もそれなりの立場の人間だけあり露骨に狼狽えたりはしませんでしたが、硬い表情で目を逸らします)

政府高官「本当に信頼できるのできるのか疑問です。もし同じことが起きた場合、強固に寛大な処置を訴えた貴方の責任問題となりまよ。今ならまだ間に合いますが、本当にいいのですね?」

提督「もちろんです」

政府高官「分かりました。元海軍特別艦娘大佐、空母水鬼。畏くも天皇陛下はお前たち逆賊が降伏した場合、その罪をお赦しになられるとご聖断あそばされました」

空母水鬼「……えっ」



空母水鬼「えっと……」

提督(おそらく予想だにしなかったのだろう。空母水鬼は政府高官が去った後も呆然自失として未だに事態を把握できていないようだった)

提督(俺は隣に立っていた空母水鬼に向き直る。空母水鬼が俺を見た。その紅く輝く瞳にはただただ困惑の色のみが浮かんでいる)

提督「君の死刑は取り消された。療養の後に帝国海軍籍の特別艦娘に復帰してもらう。我々が君にした仕打ちに対して思うことはあるだろう」

提督「しかし君たちの行いに対して致し方無いことであったことをどうか理解してほしい。我々の誰も望んで行ったことではない」

提督「昨晩の港湾夏姫の件に関しても同様だ。彼女の協力を取り付けるためには仕方がなかった。君を殺したがる彼女を何とか説得するのは大変だったぞ」

空母水鬼「……!!」

提督(俺の言葉を聞いてようやく事態を飲み込むことができたのだろう。信じられないというような表情で目を見開く空母水鬼)

提督「私は決して利用するだけ利用した後に捨てるような真似はしない。必ず報いる。まあ君は私の事を信じず罵詈雑言を浴びせてくれたがな」

↓×1〜3 
提督は自らの立場を賭けてまで自分を信用してくれ、命を助けてくれた。それに対して自分は提督を疑い、自分を裏切って切り捨てたのだと確信して罵詈雑言を浴びせたことを踏まえて空母水鬼の反応


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