加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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518:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/11(金) 17:31:37.55 ID:d5F5zI550


ヒューストン「Ten-hut(気を付け)!」

コロラド「At ease(楽にして). これからの方針を伝えるわ。私たちは味方撤退の時間を稼ぐために打って出る」

「「「「!!」」」」

コロラド(私の言葉に場の空気が張り詰める。皆が真剣な表情で私に注目していた。頼もしい仲間たち。今から私は、私を含めたこの場の全員の命をベットして勝負しなくちゃいけない)

コロラド(Admiralの提案した作戦は無謀ではない。それでもハイリスクだった。けれど、ハイリターンが望める。上手くいってもリターンがない可能性もあるけど)

コロラド(それでも、するだけの価値があると思った。この"TARFU"な状況を何とかすることができる。分の悪い賭けじゃない。それに……あのAdmiralの作戦だ)

コロラド(噂は聞いてる。嘘みたいな活躍。特に追い詰められた時や圧倒的不利な状況で奇跡的な勝利を何度もその手にしてきた)

コロラド(あのウォースパイトもAdmiralに一目置いているらしい。さすがに恋仲ってのは尾鰭が付いているだけだろうけど。私はAdmiralの作戦をみんなに伝える。発案者が彼であることを伏せて)

コロラド「空襲してきた敵機の中に陸上機がいたわ。つまり陸上機の航続距離内に陸上型深海棲艦が存在する。そしてその候補地はただ一つ。ジョンストン岩礁よ」

コロラド「私たちは唯一場所が分かっているジョンストン岩礁の敵を攻撃するわ。この海図を見て。艦隊はこのドロップポイントまでPBMに搭乗して飛んでいく」

コロラド「敵に遭遇しないよう北へ迂回しつつ、レーダーに映らない低空飛行でね。夜だけど今日は満月で明るいし波も高くない。合衆国海軍のパイロットの練度は世界一よ。余裕だわ」

コロラド「ドロップポイントに到着したら降機してジョンストン岩礁の敵を強襲する。やつらに思いっきり”かまして”やりなさい!!」

コロラド「暴れまくってあいつらをわからせてやったらすぐにこのランディングポイントまで移動。待機しているPBMに搭乗してヤバくなる前に帰る。いいわね?」

「「「「Yes, Ma`am!!」」」」



提督「通信部隊や航空隊は大丈夫そうか?」

コロラド「ええ、もちろんよ。準備は完璧。あとは、やるだけ。蹴散らしてやるわ」

提督(出撃前の最後の挨拶に来たコロラド。ついさっきまで居た怯えて震えるか弱い女の子はもういない。そこに居たのは我々帝国海軍の最も恐るべき敵。合衆国海軍の戦艦娘だった)

コロラド「じゃ、行くわね。勝ってくるわ」

提督「幸運を」

提督(歩いていくコロラドは振り返ることなく手を上げて応えた。部屋のドアが閉まる。俺は一応捕虜という扱いのため、部屋から出ることは許されていない。飛び立つ飛行艇を見送ることすらできないのだ……)



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