加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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520:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/11(金) 17:36:27.51 ID:d5F5zI550


南方戦艦新棲姫「攻撃サレタ……!?」

南太平洋空母棲姫「!!」

防空理護姫『ソウヨ……デモ戦死はスクナイしマダ戦える。トモカク、現在のジョウキョウは意味フメイ!!少なくともこのセンイキにはあめりか軍とニホン軍が存在シテイル!!』

防空理護姫『ヤツラがお互いにテキタイしているのキョウトウしているのかスラ我々は分かってイナイ……

防空理護姫『タシカなのはキョウリョクな敵カンタイがフキンに存在シテイル可能性がタカイというコト!!ソコラジュウからヤツラのデンパを受信シテイルでショ!?』

南方戦艦新棲姫「タ、タシカニ西カラ東ニかけて広範囲カラもーるす信号ヲ受信してイル」

防空理護姫『それは帝国カイグンのモノで『トツレ』が『突撃準備隊形ヲ作レ』、『ト』レンソウで『全軍突撃』、ソシテ『トラ』レンソウで『我奇襲ニ成功セリ』をイミするラシイ!!』

南方戦艦新棲姫「ツマリあの信号ハ哨戒中のセンスイカンやショウカイキのものでなく、敵カンタイやコウクウタイがハッシンしているモノで、ヤケニ多いノハ位置がバクロするのをフセグための偽装というコトカ」

南太平洋空母棲姫「ハワイの敵センリョクは壊滅シテイルけど敵カンタイの規模はフメイ……敵カンタイの捜索ゲキハの方が重要。トイウヨリ……」タラリ

南方戦艦新棲姫「今このシュンカン敵のコウゲキを受けてもオカシクナイ……!!各員にツウタツ!!我々は敵に位置をホソクされている可能性がタカイ!!直ちにゲンザイイチを離れ敵カンタイの捜索にアタル!!」



提督(俺の謀略はコロラド達による反撃と生き残りの航空隊に帝国海軍の暗号を使用した情報戦によって敵に間違った判断をさせ、時間を稼ぐことだ)

提督(我々の思わぬ反撃に加えてあたかも付近に帝国海軍の部隊が存在し、今まさに更なる攻撃を開始せんとしているかのような通信を実施することで奴らは存在しない敵の存在を確信するはずだった)

提督(そんな俺の謀略に見事に嵌った敵深海棲艦は、我々の予想以上の時間を存在しない帝国海軍の捜索に費やした。夜が明けると飛び立つ大量の偵察機)

提督(当然、彼女たちが探すものが見つかるはずもなく時間は無為に過ぎていく。昼過ぎ、”騎兵隊”が到着した。アメリカ合衆国海軍の艦隊がハワイ付近に展開したのだ)

提督(昨晩、コロラドからの緊急通信で状況を把握したアメリカ軍は素早く動いたようだった。俺がそうしたように、艦娘たちを航空機でハワイ付近まで空輸してきたのだ)

提督(あの攻撃の後、通信でそのことを知ったコロラドは通常戦力等を撤退させたが、自分たちはホノルルに残ることを決断した。その時は深海棲艦がいつ捜索を打ち切りハワイへの侵攻を再開するかわからなかった)

提督(しかし、おそらく日の出の後、偵察機による捜索がある程度行われるまでは捜索が行われると考えたためだ。その場合、少しだけ時間を稼ぐことができれば援軍が到着する。その時間稼ぎができると判断したのだ)

提督(俺も撤退する部隊と一緒にアメリカ本土へ送られそうになったが、コロラドたちを説得してここに残ることができた。もっとも、説得は非常に簡単だったが)

提督(コロラドたちは俺を確実に確保するため安全な所へ送らなくてはならないという事は分かっていたが、厳しい状況に強い不安を感じていたのだろう。本心では俺に一緒に残って貰いたいと思っていたようだった)

コロラド『……分かったわ。Admiral……ここに残ることを許可します……』ギュッ

提督(自分が明らかに間違った判断をしている。自分の心の弱さに負けて。それをコロラド自身も理解しているのだろう。俯き、苦虫を嚙み潰したような表情で手を固く握りしめながらそう言ったコロラド)

提督(その表情はどこか背筋をゾクゾクとさせ、嗜虐心が擽られた。っ……話が脱線したな。ともかく、俺はホノルルに残りコロラド達は時間稼ぎのための過酷な戦いをすることもなく援軍が到着した)

提督(それを知った深海棲艦たちはハワイ占領を諦め撤退していった。そして今、安全を確保した援軍たちが哨戒に就く子たち以外が真珠湾に入港してきているようだった)


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