13:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 17:33:26.31 ID:bVAioiv60
「それとこれとは話が違う。いいから早くどいてくれ」
「私のお願いを聞いてくれたら、従ってあげなくもないけど」
「なんだよ、お願いって」
「ほら、ここ」
「…………」
二乃は、自分の唇を指差して、
「キスしてくれたら、解放したげる」
と、いたずらっぽく微笑んだ。
「冗談は成績だけにしろ」
「あら、本気よ」
「笑えねえよ」
「笑わせるつもりなんかないもの」
更に二乃の顔が近づく。垂れてきた髪の毛が俺の耳を撫ぜて、温かくて甘い吐息が口許をくすぐってくる。
「しましょ、キス」
「どうしてそうなる……」
「私がしたいからよ。あんたと、二人で」
「…………」
「好きな男の子と、ちょっぴり冒険してみたいじゃない」
「……………………」
「あ、顔赤くなった」
「うるせえ」
「逆に、ここまでやらないと赤面もさせられないってのがすごいけど」
「……おいっ」
「気持ちよかった?」
二乃の人差し指が、俺のへそあたりから顎までを、触れるか触れないかギリギリの力加減でなぞってくる。未知の快感に情けない声をあげそうになるのを堪え、抗議した。
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