【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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286: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/12/24(月) 20:11:24.35 ID:pNnetdgxo

ふふふっと、夏凜は笑って見せると、

布団の中、握られたままの手を握り返しながら、額に別の手を宛がう

夏凜「少し体温は高いけど大丈夫ね」

天乃「……心配させちゃったわね……」

夏凜「別に心配なんざしてないわよ。むしろ、もうすぐ産まれる兆候なんだから喜ぶべきでしょ」

天乃「でも」

夏凜「そりゃ、苦しむあんたにとっては複雑かもしれないけどね」

母親というものは、そういうものだ

子供を産むということは、そういうことだ

一つ、二つ

小さいとはいえど、命を育むのだから

容易なことではないのは至極当然だと言えるだろうし

その苦しさがあるからこそ、母親はそれがどれだけの責任を負うことであるのかを実感する

夏凜「……けど、産むあんたと産まない私では感じ方も違うのよね」

夏凜は男ではなく、女だけれども

当事者ではないという差があるのは性別に関係なく同じだと言う

夏凜「無責任なこと言ったかも」

天乃「ううん、産まれてくるんだもの……その点を喜ばしく思うのは私も同じよ」


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