キミとアタシのパラドクス
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5: ◆RDtBw.I80b8Q[saga]
2018/12/12(水) 05:18:22.26 ID:KEgMFqga0

「うおっ」
「きゃあ!」

突如として爆音が鳴り響き、砂煙が視界を遮る。あまりの衝撃に俺と彼女はその場に倒れこんでしまった。

『シャーリー!?大丈夫、応答して!...デルタ班、指定ポイントに至急援...』

砂埃が収まり、俺は改めて周りを見渡す。

「なんだよ、これ...」

気がつけば俺達の周りには彼女の機体と同じような物が、空中に周囲に無数に漂っていたのだ。

「うっ...いった...」
「おい、大丈夫か!?キミ、血が」

足元に蹲る彼女を見ると、右手が血にまみれていた。どうやら衝撃と共に飛んできた岩か何かにやられたみたいだ。

「はぁ...はぁ...。シルバーウォーリアー、コックピットのハッチを開けて」

彼女の声に呼応すると、人型の機体はおもむろに搭乗席を開き、俺達の目の前に右手を差し出す。

「お前、自分で歩ける?」
「もう大丈夫」
「さっさと乗るわよ」
「...ああ」

本当は彼女には聞きたい事が山ほどあるが、今はそんな状況ではない事は明白だ。

言われるがまま、俺は彼女と供に機体の右手に乗ると、そのまま狭いコックピットへと迎え入れられた。



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