【艦これ】 ??『鳳翔さんを帰して欲しければ安価に従うずい』【安価・コンマ】
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68: ◆qEuo2IzOFc[saga]
2018/12/21(金) 22:28:19.24 ID:ZZtVf/XS0
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鎮守府の中央西寄り、甘味処間宮と鎮守府の本棟の間に真新しい平屋がいくつか並んでいる。
艦娘の艦娘による艦娘のためのショッピングモール…と言うと大げさだが、つまりは様々な特技を持つ艦娘たちが趣味と暇つぶしと実益を兼ねて店を開いているのだ。

素人の仕事ながら一発当たればそれなりに儲けがあるらしく、中にはバイトを雇っているところまであるという。

種類もそれなりに多く、木彫りの置物やアクセサリー、手書きの少女漫画といった年頃の少女らしいものから、採れたての野菜や活きのいい鮮魚など、

どこの商店街かという自炊する艦娘向けに食材を売るもの、他にはサービス業として、メイクにネイルアート。

そして私たちの目的地であるマッサージ店「かげろう」もここにある。


「いらっしゃい。予約いただいてた赤城さんと加賀さんじゃの。ああ、加賀さんは悪いけど見ててもらうだけじゃね」

「簡単なオプションコースぐらいは体験してもらえますが、急なお話だったもので」

「いえ、こちらこそお構いなく。無理を言ってすみません」


どういうことかと困惑と不安を抱えたまま向かった先で、私たちはアロマと紅茶、BGMの洗礼を受けていた。

この店は陽炎型姉妹が全てやっているらしく、目の前の二人――浜風と浦風は主にマッサージ師として働いている。


「まあ、お二人ならわかるじゃろうけど、うちらも肩が凝ってしょうがなくてな?」

「二人で色々とマッサージについて調べているうちにいつの間にか……」


目線を二人の顔から下げると、そこには駆逐艦としては規格外の果実が計4つ重々しく鎮座ましましていた。

なるほど、と思わず頷いてしまう。


「そいじゃ、早速始めよか。しっかりフルコースで予約いただいとるし、準備してくるけぇこの襦袢に着替えといてな」

「室温も湿度も高くなりますので、オプションだけの加賀さんも一応着替えをお願いします」


生成りの膝丈の襦袢と使い捨てのショーツを2着手渡すと、二人は奥に引っ込んでいった。


「ここで、着替えるのでしょうか」

「スペース的に更衣室のようなものは流石にないでしょう。ベッドのわきに籠がありますし、恐らくはそうかと」


今日は私たちだけなのか、がらんとした店内には、先ほどまで話していた待合室兼用の受付の他には、二人が入っていった奥の部屋と、横に2つ並んだベッドしかない。

ベッドには救護室のような間仕切り代わりのカーテンと、サイドの籠、背もたれ付きの椅子が一脚備わっている。

加賀さんにはこの椅子に座っていてもらおうか。万一何かあったとしてもここなら大丈夫だろう。


「仕方ありません。二人が戻ってくる前に着替えましょう」

「そ、そうですね。…あの、加賀さん、下着も脱いだ方がいいですよね」

「マッサージならば、なるべく素肌の方がいいでしょうが……確かに不安ではありますが、何かあったら私がいますので、安心して下さい」

「ええ、そうですよね。加賀さんがいますし」


二人そろって生まれたままの姿になると、手早く襦袢を羽織ってベッドと椅子に腰かける。

すると、ちょうどのタイミングで浜風が戻ってきた。手には何やら籠を持っている。



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