【艦これ】 ??『鳳翔さんを帰して欲しければ安価に従うずい』【安価・コンマ】
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◆qEuo2IzOFc
[saga]
2018/12/21(金) 22:32:54.55 ID:ZZtVf/XS0
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電話の声からの指令ということに一抹以上の不安を覚えつつ、特に問題なく進んでいることに内心で安堵していた。それでも、今回は赤城を巻き込んでいる。
指令がマッサージを受けること、である以上、赤城が無理やり襲われそうになればそれを止めても文句は言わせない。
相手は駆逐艦二人、万一男が隠れていてもこちらとて正規空母が二人だ。逃げることくらいは可能であるという判断は決して間違いではないだろう。
二人がまともに動ける状態ならば。
ふと気が付くと浜風がこちらをのぞき込んでいる。何の用かと口を開こうとして、そこで加賀は、身動き一つとれないことに気が付いた。
「加賀さん、聞こえています…ね。体は動きますか?……はい、大丈夫ですね、しっかりかかっています。
ええ、何事かと説明しますと、加賀さん。あなたは今金縛りにかかっています。目は見えるし音も聞こえるけど体は動かないでしょう?
紅茶に含まれるカフェイン、リラックスさせる音楽、そして最初と今の2種類のアロマの成分、こういったものを組み合わせると、意識は覚醒しているのに肉体は休眠している
ーーいわゆる金縛りを人為的に引き起こせるんです。まあ、私たちは明石さんのお薬も使ってますけど」
「浜風−、もうええか?こっちも準備できたけぇ」
「ええ、今ちょうど済んだところです」
浦風がやってきたのだろう。ガラガラと台車か何かを押す音が聞こえ、その特徴的な青い髪が動かない視界の端にちらちらと映る。
「それじゃあ加賀さん。マッサージ始めますので、少しの間静かに見ていてくださいね」
電話の声の言った通り、結局この日、加賀は赤城のマッサージを見学することしかできなかった。
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