百合子「文章による、読み手のコントロール実験」
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1: ◆bncJ1ovdPY
2018/12/24(月) 18:03:02.17 ID:4ZM246QO0
百合子「……あ、プロデューサーさん。気が付きましたか?」
百合子「ここ、ですか?……さっき言ったばかりじゃないですか。手伝って欲しいことがあるから、私の部屋に来てって」
百合子「さっきまで、眠っていたんですよ。私の部屋で」
百合子「さて、状況確認も終えたことですし。手伝って欲しいこと、についてなんですけど……」
百合子「ちょっとした実験をしようと思って。付き合っていただけませんか?」
2: ◆bncJ1ovdPY
2018/12/24(月) 18:06:20.22 ID:4ZM246QO0
百合子「あ、また私が変なこと言い出したーとか思ってません?」
百合子「今回のはきちんとした実験です!……あぁちょっと帰ろうとしないでください!」
百合子「……わかりました。まずは一回、付き合ってください。それで全て分かりますから」
百合子「それでは、いきますよーー」
3: ◆bncJ1ovdPY
2018/12/24(月) 18:07:24.42 ID:4ZM246QO0
彼女はそう言うと、座っていた椅子から立ち上がってゆっくりと近付いてくる。
今度は何をされるのかなと少し笑いながら、彼女が距離を詰めてくるのを見つめていたーーはずだった。
……気付けば彼女の姿は、目の前にあって。
腕を背中に回され、吐息が顔にかかり、自分のものではない心臓の音が脳に響く。
4: ◆bncJ1ovdPY
2018/12/24(月) 18:07:59.64 ID:4ZM246QO0
少し腕が緩められたと思うと、その手がそっと頬に当てられる。
感触が無性にくすぐったくって、抗うように身を捩らせる。
すりすり、すりすり。
頬に感触が伝わるたびに、鼓動が速くなっていく。
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