【ミリデレ越境】ウォーカーくん、キメセクでメスイキを仕込まれる
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5: ◆FreegeF7ndth[saga]
2018/12/29(土) 12:56:44.09 ID:9040suY9o




目が覚めると、僕は四肢を拘束されてベッドに寝かされていました。
周りを観察しても、薄暗い中に重たげな布が天蓋から垂らされていて、
そこはまるで小さな密室のようでした。

手足を可動範囲の限りに――それはとても脱出には頼りない範囲でしたが――動かしても、
おそらくそれがかなり弾力性に富む上等な寝台であることしかわかりませんでした。
展翅された蝶はこのような気分なのでしょうか。

あたりは、少し焦げ臭い匂いが漂っていました。
しかし火の気や煙さは鼻腔で拾えず――おそらく、焚き火を模した香水が振りまかれているとあたりをつけました。



「やぁ、お目覚めだね? 囚われの王子様♪」

そこで声をかけてきたのは、シキ教授――彼女が布をたくし上げて姿を見せると、
彼女は科学実験用の白衣一枚を羽織っただけで、ほかは一糸まとわぬ姿でした。

「なっ――なんの趣向です。売春婦の、マネですか」
「にゃはは、手厳しい」

奇妙な笑い声とともに、彼女は野良猫が餌をねだるように、僕に体を擦り寄せて来ました。
その肌や粘膜は、感冒でも患ったように熱っぽく、瞳孔は開き気味で、彼女はほのかな興奮状態にあるようでした。

「僕を、殺すつもりですか」

おそらく否定される、と思いながら聞きました。
本当に僕の命を絶つつもりなら、僕が意識を失っている間に事を済ませればよかったのです。
また僕の調べていた限りでは、彼女は無用な拷問をしたことがありませんでした。

「とんでもない。父なし子は、産みたくないからね」
「……父なし子……?」

僕は当惑を隠せませんでした。
僕は彼女とそのような行為に及んだことは、当然ながらありません。
なにせ、顔を合わせたのも昨夜――僕が眠っていたのが一晩であるとすれば――が初めてだったのです。

「真実への執念……それを欠いたがゆえに、あたしは、ギフテッドとまで呼ばれながら、
 科学者として大成できずに、気づけば犯罪集団の首領としてくすぶっている」

彼女の犯罪は、金や名誉のためではなかった――だから、彼女はずっと隠れていられたのでしょう。
おそらく動機は退屈しのぎで、だから彼女はどこまでいっても生きている限り犯罪を重ねてしまうのでしょう。

「……それは、霧の都にとって大層な不幸ですね」

彼女は僕の言葉で笑いましたが、僕は冗談のつもりではありませんでした。

「だから、真実への執念を持ち続けるキミが、にくい……うらやましい……っ」

彼女は、僕の首に両手をかけてきました。
生まれて初めて、死を覚悟しました――ただ、彼女を止められない無念さで、
体が手足の先から急激に冷えていって、抵抗する気力も湧きませんでした。



「だけどさ」

彼女は、頬と頬が触れ合いそうなほど顔を寄せて、僕に囁きかけてきます。

「もし、あたしの知性と、キミの執念とを、もち合わせた子供が、作れれば……」

彼女の囁きは、僕の無念を驚愕で塗り替えました。

「おっしゃる意味がよくわからないのですが。シキ教授」
「いいや、わかるはずだウォーカーくん……あたしの考えていることが」
「……正気ですか?」

僕は、マッドドクターにとぼけた質問を返してしまいました。
彼女は無言で笑みを浮かべてきました。


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