3:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/07(月) 22:26:37.57 ID:Qn8TGrOM0
食いしん坊に食を我慢させるというのはなかなかのことだ。しかも、そうなった原因を辿っていくと最終的には俺に到達するのだから、自然に謝罪の言葉も出てくる。それが遠因と呼べるくらいに薄い関連性ならまだしも、限りなく直接の要因だ。出会って一年と経たない連中相手に一蓮托生してしまうのだから、人生というものは本当に良く分からない。
「最近は二乃がお弁当を作ってくれるので、それで十分満足ですし」
「…………」
少々厄介な名前を出されて一瞬眉がひくついたが、特になんでもないような表情をどうにか顔に貼り付けて、適当な相槌を打つ。些細な失態から全てが瓦解していく可能性があるので、こんな日常のワンシーンにも注意しなくてはならない。全然昼休めていないが、文句を垂れている暇があるのなら今までと同じペースで顎を動かし続けるべきだろう。
「集まって食わないのか?」
「一花はお仕事が入っていて、二乃と三玖は日直で遅れるそうなので。そこで四葉と話した結果、たまにはクラスの友達と食べるのも良いだろうって」
「なるほど」
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