78:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/10(木) 01:50:16.31 ID:Xx5qo0vS0
「待て。その腰の動きを止めろ」
「ご、ごめ……もう、どうにもならなくて……」
「机の角じゃないんだぞ……」
なおも一花の動きは止まってくれない。変に密着したせいで下半身がまるで動かないし、手でなんとかしようにもそれはもう文字通りの手一杯。俺が対策を練る間にも彼女の前後運動は激しさを増して、口許からは熱い吐息が漏れ出し、位置の都合で俺の頬を容赦なく撫でてくる。
どこに意識を向けるべきか迷っている間に、一花の頭が俺の肩に収まった。声を堪えるようにシャツの襟を噛んで、時折呻きとも喘ぎとも取れる呼吸音だけが部屋に響いた。
もうこうなってしまうと、一花の動きがどうこう言っていられる状態にはなかった。自分が何かしでかしそうになるのを堪えるのに精神力の大半を消費してしまい、一花の両の腕が俺の首から背にかけてを絡めとろうとするのに妨害も叶わない。と言うか、気づけば俺が彼女の上半身を引き寄せている。なんだこれ。いつの間にか一花は俺の首を吸っているし、俺は柔らかい感触に思考が飽和しているし、相変わらず小刻みな振動は続いているしで、もう何が何だか分からない。何なんだこれは。
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