175:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 02:37:17.44 ID:fRM7kkD70
「なら、今のうちに、それだけでも」
「勇み足で捨てるもんでもないだろ。大事にしまっとけばいいんだよ」
「…………あ、あの」
四葉の目がキラキラと光っている。というのも、浮かぶ液体が周囲の光を弾いているからだった。
176:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 02:37:50.05 ID:fRM7kkD70
「好きな人に拒絶されるの、すごく、辛いです」
「目を、目を覚ませ。恋に恋してるだけだきっと」
「それならそれで構いません。だって今、こうしてるだけでとっても幸せなんです」
四葉の腕が背中に回る。髪の毛からはお馴染みの甘い香りがして、必死に自制しないと今にも腰が砕けてしまいそうだった。
177:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 02:38:33.28 ID:fRM7kkD70
反射的に動きかけた腕をどうにか意志の力で押さえる。ここの最適解は心を鬼にしてこのまま立ち尽くすことだ。四葉ならいずれ人間の出来た優しい男を引っかけられるだろうし、その頃にはきっと俺のことなんて忘れている。人間、道半ばで冷静な判断なんて下せないんだ。だから今の捨身の行動だって、一時的な感情の昂ぶりが引き起こした思いの揺らめきにすぎない。
そう思えば、俺は心を鬼に出来る。今四葉を泣かせる役割を背負うことで、結果的に彼女をいい方向に導いてやれる。
自分の中できっちり結論をつけて、大きく深呼吸をした。大丈夫。俺は冷静。
178:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 02:39:00.35 ID:fRM7kkD70
「嬉しい、です……」
「……………………」
冷静に、間違った。相変わらずに先のことを考えず、今この場で四葉の泣き顔を見たくないなんて思ってしまった。
その結果、両の腕はぎこちなく、しかし確かに、彼女の背中を抱え込んでいて。
179:名無しNIPPER[sage]
2019/02/06(水) 03:16:55.80 ID:yymOnD/ao
やばい四葉ちゃんちょうかわいい
180:名無しNIPPER[sage]
2019/02/06(水) 08:22:11.17 ID:OD8LOgOro
ええぞええぞ
181:名無しNIPPER
2019/02/06(水) 11:45:03.85 ID:6jlFrW1GO
四葉と!
182:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/06(水) 13:26:50.42 ID:cXQn4QbE0
女を泣かせちゃダメだよね
そのためにも上杉さんを物理的に五等分しなきゃ
183:名無しNIPPER[sage]
2019/02/06(水) 13:27:17.95 ID:JPcoYWOc0
中野四葉一晩自由権とかいうプレミアムな権利
184:名無しNIPPER
2019/02/06(水) 13:53:44.02 ID:k4AzNVyY0
指絡めてくるのヤバイな……四葉ちゃん卑しい……
185:名無しNIPPER[sage ]
2019/02/06(水) 14:36:20.33 ID:nR9tPFXj0
>>183
※ただしフータローに限る
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