17:名無しNIPPER[saga]
2019/02/02(土) 16:15:52.33 ID:n48ufXgR0
◇
「本当に! ごめんなさい!」
行為が終わり、落ち着いて正気に戻った俺は、彼女に地面に擦り付けんほどの深さで頭を下げた。
「仕事と私情を混同するだなんて⋯⋯本当に、プロデューサー失格です……全然留美さんのことを考えず、流されてしまって……」
「あらPさん、謝るってことはさっき言ってくれたことは全部嘘だったってことかしら?」
切れ長の目を細めて、彼女はこちらを睨め付ける。
「いえ……あれは本心です」
「だったら、お互いに思ってしたことなんだから、別に構わないんじゃないかしら?」
「でも……むぐっ」
唇が、唇で塞がれる。これ以上の言葉は紡げなかった。
「……ふふっ、本心なんだったらこれからしてくれるのよね?」
彼女はあの、柔らかな微笑と共に言った。
「明るい、未来の話を」
<終>
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