【かぐや様は告らせたい】かぐや様は撮ってみたい
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10:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:16:09.83 ID:NkLupBRF0
藤原「ちっちっちっ。分かってないですねー。石上助手」

石上「なんか嫌なんでその指やめて下さい。それに勝手に助手にしないで下さい」

白銀「顔を見せられない四宮をどうやってPVに出すんだ?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:16:40.57 ID:NkLupBRF0
白銀暫しの塾考。魅力的な提案であった。夕陽に照らされた四宮はさぞ美しいだろう。それを間近で見られるなんて、なかなかないことだと。だが、同時にそんな近くで見たら絶対に動揺を隠せない。

そう考えを巡らせ拒否しようとしたが、まてよと立ち止まる白銀。ここで理由なく拒否すれば四宮の攻撃材料になってしまうのでは。

そう、例えば、
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:17:09.36 ID:NkLupBRF0
そう思い、白銀は四宮にパスをした。同じ思考に至ると思ってのことだったのだが。

白銀「そんなの四宮が嫌がるだろ。なぁ、四宮?」

かぐや「いえ、それでいきましょう」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:17:56.26 ID:NkLupBRF0
白銀「まぁ、いい意見だが、肝心の仮面がないと話にならな……ってあるんかーい!!!」

藤原は後ろ手に持っていた仮面を見せる。

藤原「こんなこともあろうかと演劇部から持ってきていました」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:18:22.94 ID:NkLupBRF0
藤原「よーい、スタート!」

黄昏。昼と夜とが重なり合う時間。生徒会室には仮面をつけた少女がいた。ぼおっと窓から夕陽を眺めている。

その姿はあまりに儚く、ともすれば何処かに消えてしまいそうな危うさを孕んでいた。赤い色彩で満ちているその部屋に音は存在せず、ただ鮮やかさだけが居残っているようだった。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:18:48.98 ID:NkLupBRF0
少女は逃げられる。今までも少女の仮面を外そうとする人はいた。親切心からも、嗜虐心からも。

少女はずっと逃げてきた。逃げる事は楽だった。それに、泣いたってこの仮面が全て隠してくれる。辛いことをただ耐えればいいだけなのだ。それが人生だと思っていた。でも、その男の手からは逃げられなかった。今までと手とは違うものを感じたから。

だから、少女は目をゆっくり閉じた。冷たく張り付いた仮面を取ってくれると信じて。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:20:04.46 ID:NkLupBRF0
かぐや「ふふっ。そうですか……」

白銀「それはよかった……」

二人ともぜいぜいと肩で息をしていた。メンタルの消耗が激しすぎたためである。本当ならば今すぐやめたいと思っていた。これ以上は命に関わると。しかし、引くに引けない状況はすでに出来上がっており、逃げ道は存在しない。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:20:32.62 ID:NkLupBRF0
藤原「次は、例のシーンですよ。ついに仮面を外すときがきましたよ!さあ、準備してください!」


藤原「いきますよー。よーいスタート!」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:21:00.48 ID:NkLupBRF0
二人の心臓は破裂せんばかりに鼓動していた。目の前の相手に音が聞こえてしまうかもと心配するほど。目を合わせた二人は暫くの間、彫像のように固まっていた。

頭の中がふわふわして何も考えられない。

随分と長い間見つめあった白銀とかぐやは流石に長すぎる、と藤原の方に視線を向けた。藤原は何やらカンペを持っていて、そこには
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 18:21:36.41 ID:NkLupBRF0
普段ならば灰色の脳細胞が詰まっている彼らの頭の中に今詰まっているのは、幸せのふわふわである!

即ち、思考力ゼロ!

だから
以下略 AAS



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