不幸病にかかった。余命半年、初めて好きな人ができた。
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7:プロタゴラス
2019/02/04(月) 23:11:10.05 ID:LXX+6+Jq0
それからの話は、割愛しよう。機会があればまた書こう。僕の日常は、たしかに「不幸病」という言葉によって全て説明がつくようになったが、それ以外に面白いことは何もなかった。ただ、病気になって、死が近づいてくる、実感のないカウントダウンだった。


一ヶ月も経つと、夏休み一週間前のソワソワとした空気が学校を覆っている。


楽しそうな風景をよそに、手元で回していた万年筆の先からほんの少しインクが飛んだ。隣の席のショートカットの女子の髪の毛にそれがついた。彼女は僕のことを睨みつけたが、すぐに笑顔でそれを拭き取った。「大丈夫だよ」

不気味だ、と思った。

だがそれは、僕の心の中の感情でしかない。病によって生み出された、意味のない乾燥した感情だ。

そしてそんな些細な出来事がいくつか続くと、僕は田舎町に行かねばならなくなるのだった。




書き溜まったら、また更新します。
寝落ちしてたら明日の朝にでも。


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