8:名無しNIPPER[saga]
2019/02/11(月) 17:14:55.91 ID:rrYJ0K9qO
翌朝。
同じ年の青年が、朝の散歩に誘ってくれた。
山深いところで、空気が澄んでいた。
「日本は不自由な事が多いね」
彼は言った。
「そうだね」
時折、英語を交えながら彼は自分の事を話し始めた。
学生時代は友達がいなかったこと。
そんな自分に妥協していたこと。
けれど、出会いがあって、自分が変わらないと何も変わらないと考え方を変えたこと。
そして、今は、楽しい、ということ。
『君はどんな世界にいたいのか』
朝の散歩で、彼から問われ続けていたもの。
私の本当にいたい世界。
それは、きっと今の彼と一緒にいたって、自分でこうありたいと思ったら、
そうであれるんじゃないかと思った。
本物かどうかなんて、誰にも分らないから。
自分がそうであると思ったら、それも本物の世界なんじゃないかと。
21Res/14.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20