9:名無しNIPPER[saga]
2019/02/11(月) 17:24:54.17 ID:rrYJ0K9qO
このゲストハウスに泊まる一日前に、私はもう一人、年上の女性と出会っていた。
一度だけ、友人の繋がりで電話したことのある人。
とても丁寧な印象を受けた人だった。
旅行の途中に、どうしてか、いや、どうしても彼女に会いたいと思った。
それは、彼女自身が今精神的に大変だという事を人伝で知ったからだった。
職業病が発動するのには十分な条件だった。
直接連絡を取り合う中で、彼女は本当に人に尽くす人だという事が分かった。
無意識な気苦労が絶えない、そんな印象。
何か気晴らしになればいい、という気持ちと、一人旅で少し寂しくなっていたというのもあり、私は彼女に温泉地で宿泊しないかと申し出た。
迷惑じゃないかなとちょっと考えて、やっぱりやめときましょうとすぐに撤回したのだけれど、どうも彼女は仕事の休みまでとってくれていて。
その気遣いに報いたいとも思い、初めて会う彼女と一泊を共にすることになった。
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