48:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/12(火) 01:56:59.85 ID:kEcSo673O
私が我に返ったのは、三十分程経ってからのこと。
戻ってこない私を心配して、Pさんが探しに来たのに気付くまで、私は延々とステージに見惚れていたのです。
Pさんと共に舞台裏まで戻ってくると、私は小さく息を呑みました。
さっきまでと同じ景色が、私には全く違って見えていたから。
ただの挨拶にしか見えなかったアイドル同士のやり取りは、そこに互いへの称賛と、ステージに向かう喜びを感じました。
裏方として作業する人の背中からは、少しでも魅力を引き出す助けになろうという、懸命な覚悟を。
「ごめんプロデューサーさん……あんなに、練習したのに…」
悔しそうに声を震わせてステージから戻ってくる人にさえ、私は気高さと美しさを見ました。
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