50:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/12(火) 01:58:34.59 ID:kEcSo673O
……何だ、これは。何が起きている。
中々戻ってこない森久保を探し歩いて、ようやく舞台袖でその姿を見つけた時、俺は酷く動揺した。
そこには、じっとステージを見つめる森久保がいた。
しかしその目は、その顔は、その姿は…。
俺のこれまで知っていた森久保ではなかった。
普段伏せがちな目が、今日は大きく見開かれ、興奮のためか頬が赤く染まっている。口元は小さくぽかんと開いたままだ。いつも頼り無さそうに揺らしている両手を、今日はギュッと握り締め、胸を抑えるように引き付けていた。
まるで……熱に浮かされたかのようなその表情は、これまでの短くはない付き合いの中でも、初めて見るものだった。
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