57:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/12(火) 02:03:54.59 ID:kEcSo673O
Pさんは少し間を置いて返事をします。
「客観的なことだけで言うと……難しいだろうな」
至極当然の、しかし予想外な言葉に私は声を失ってしまいます。
当たり前のことなのに。言葉に表して聞くと、それは何故か酷く私の心を抉ったのです。
「ダンス、ボーカル共に他の二年目のアイドルと比べて、森久保は力不足だ。それに何より経験が圧倒的に不足してるのも痛い所だな」
目の前の景色が急に色褪せて見えて。心臓の音だけがやけに大きく聞こえます。
「そ、そうですよね……すみません、当たり前の事を聞いて。そ、そもそももりくぼは…別にアイドルなんて──」
「でも俺は、森久保がトップアイドルになれると思う」
私の小さな小さな声を断ち切るように、Pさんは言い切りました。
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