【かぐや様は告らせたい】かぐや様は祭りに行きたい
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8:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:34:32.21 ID:77H8MpV6O
白銀に手渡されたのはCD。おもて面には『イケメンが励ますCD』と書いてあり、にこやかに笑みを浮かべるイケメンが二人、此方に手を伸ばしている。
藤原「えー、それを狙ってたんですか……。会長にはそういう趣味が……。同性なのに……」
石上「趣味は人それぞれですから、僕は何も言いませんが……。明日からは後ろに気を付けます」
9:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:35:03.21 ID:77H8MpV6O
〜〜露店〜〜
かぐや(藤原さんはベビーカステラに夢中で、石上くんも金魚掬いを眺めている。今がチャンスですね)
かぐら「会長、向こうの方になにやらおもしろそうなお店があるのでいってみましょう」
10:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:35:59.54 ID:77H8MpV6O
かぐや(顔が赤くなってますよ会長。私の手の上で踊っているとも知らずに……。私の指示通りに事は進んでいるようですね)
そう!この店に誘導したのは四宮の罠であった!
四宮はこの夏祭りに行くことが決まった時点で、即座に四宮家の人間を潜り込ませていた。何か役立つことがあるだろうと。
11:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:36:33.48 ID:77H8MpV6O
おっちゃん「そんなこと言ってもうえっちなことしちゃってるんだろ」
かぐや(ッッ!踏み込みすぎ!どんだけがっつり行くの!?)
白銀「な、な、な、なにいってんですか。そんなわけないじゃないですか」
12:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:37:22.43 ID:77H8MpV6O
おっちゃん「最近の若い子は、清純そうな顔でもえっちしてたりするからなー。おっちゃんの時はな……」
マシンガンのように繰り出されるおっちゃんのセクハラ!
それは明らかに二人の許容範囲を大きくオーバーしていた!
13:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:38:09.18 ID:77H8MpV6O
この店では、先ほどの店より上等なアクセサリー類が売っていた。ちょっとしたイヤリングやネックレス、ブレスレットなど、そして指輪。
もちろん。本物の宝石が嵌っているわけではなく、綺麗な石が台座の上に載っているだけの安物である。
おじさん「お似合いのお二人さんですね。仲睦まじさがよくわかりますよ。お安くしておくので、お土産におひとついかがですか」
14:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:38:40.95 ID:77H8MpV6O
かぐや(やっと計画通りに進んだわ。この流れを作ったことで会長のプレゼントの敷居を下げて、指輪をプレゼントしてもらいま……ってあれ?)
四宮、己の行動を振り返る。
かぐや(自分の知り合いを忍び込ませて、その店に誘って、会長が贈り物をするように誘導して、指輪を貰うって……!!)
15:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:39:26.84 ID:77H8MpV6O
かぐや(もし、このことが知られたら……会長は……)
白銀「そんなに俺からプレゼントして貰いたかったのか、言えば恵んでやったのにな。それに、顔を真っ赤にして。お可愛い奴め」
かぐや(って言うでしょう!それは避けないと!でも、指輪をもらって平静でいられるかしら)
16:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:40:31.99 ID:77H8MpV6O
かぐや(ッ!)
おじさん「……どうしてです?」
白銀「こういうのはちゃんとしたものを贈りたいんです。安物のじゃなくて、しっかりと想いの籠もった」
17:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 15:41:09.21 ID:77H8MpV6O
〜〜マスメディア部〜〜
秀知院学園マスメディア部の巨瀬エリカと紀かれんの二人もこの夏祭りに来ていた。
エリカ「あー。どうしてわざわざこんな暑い日に祭りなんて来なきゃいけないのかしら」
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