浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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209: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 22:47:41.96 ID:JCUGa/wA0
のあ「シスタークラリス、今までもこのようなことを?」

クラリス「人を繋ぐことはありました」

のあ「失礼、聞きたいことは違うわ」

真奈美「シスターとして、教職者として、その行為自体は私達が口出しすることじゃない」

のあ「どこから、この情報を仕入れたのか」

真奈美「学園に住み込みのシスターが持っている情報には思えない」

のあ「私が調べた程度に、まゆの過去を知っていて」

真奈美「今井加奈の起こした火事も知っている」

のあ「更に、それに発火装置が関わっている」

真奈美「そうなると、私達も追っている人物に突き当たる」

クラリス「知ってらっしゃいますね、その様子では」

のあ「教えてくださるかしら、シスタークラリス?」

クラリス「市立美術館の学芸員さんですよ」

のあ「古澤頼子」

クラリス「名前は嘘だと思っています。少なくとも学芸員を務められるほどに、美術館の知識が豊富であったことだけは事実です」

真奈美「だから、『キュレイター』と」

クラリス「はい」

のあ「付き合いは何時から」

クラリス「彼女が学芸員となってから数ヶ月もしないうちに」

真奈美「接触は向こうからか」

クラリス「はい。彼女の興味は、少年少女達の心や行動だったようです」

のあ「悪趣味ね」

クラリス「同時に美術教育などに熱心な人物でありました」

真奈美「裏の顔は隠せる能力はあった」

クラリス「彼女は星輪学園に貢献してくれる人物でした。本来の目的を隠すために、貢献を提供した」

真奈美「……本来の目的か」



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