中野五月「あいまいでぃすたんす」
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355:名無しNIPPER[saga]
2019/04/05(金) 20:36:42.06 ID:YuPhG13q0
瞼が少々重たくなってきたので時計を確認すると、もう日付が変わっていくらか経っていた。昨日は色々あって普段と比べても疲労度合いが段違いだから、このあたりでお開きにしてはどうかと進言する。
「じゃあ、そうしましょうか」
意外に素直に受け入れてもらえたのでほっと胸を撫でおろした。自分を犠牲に俺ごと徹夜で、なんて言い出したら大変だったから。五月の性格を考慮すると、そうなる確率が完全にゼロとも言い切れなかったし。
そうなればあとは眠るだけだと、押し入れにあるらいはの布団を引っ張り出した。なんとなく、客に使わせるなら親父よりこっちのほうがいいような気がしたから。そうしてから、俺の布団を極力離してセッティングし、二つの布団の間をちゃぶ台で仕切った。貧弱なバリケードだが、ないよりはマシだ。俺の行いを知っている以上、五月も落ち着いて眠れないだろうし。
それにしても、なんだろう。言い足りないことがあるからと言ってここまで来た割には、俺への愚痴や文句の類はまったく耳にしなかったような。もはやそんなことに拘泥する必要性が皆無だ、というところまで見下げられたということか。
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