種吐き領主と百人のメイド
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35:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 20:18:39.51 ID:xgcgqgiD0
 手先の器用なルチカは、人伝てに頼まれて、ある粘土像から石膏で型を取っていた。その粘土像というのは先程主が造った、さるメイドの美しい外陰を象ったものであった。

「…」

 黙々と、粘土の膣に石膏を塗りたくるルチカ。題材が小さく、細かな突起や凹みが多いために、僅かな筆先の狂い、石膏の量の誤りが、致命的な型崩れを引き起こす。何気なく行っているようで、実は大変な経験と実力に裏打ちされた技であったりする。

「…あ!」

 不意に響いた声に、ルチカは顔を上げた。見ると、どこからともなく部屋に入ってきた主が、女陰を模した塑像に釘付けになっていた。

 ___これはマズい。

 案の定、彼は一物を滾らせながら粘土像に向かって突進してきた。
 聞くところによると、この像の『モデル』の方は、あまりに美しすぎて主でも犯せなかったのだとか。要は、この像もまだまだ本物には敵わないということだ。
 とは言え、主の作品であることには変わりない。ルチカは像を両手で抱えあげると、背の高い棚の上にひょいと載せてしまった。

「あ、あっ!」

「はい、はい。ご主人様には…」

 別の段から取り出したのは、白く柔らかい材質でできた、20cm程の円柱。よく見ると底面には縦に長い穴が空いている。

「…このようなものをご用意いたしました」

 そう言うと彼女は、円柱を被せるように、穴に主の一物を突っ込んだ。

「う、あ」

「シリコーンゴム、なる最新の素材で作った、人工の膣ですよ。如何です」

 両手で円柱を掴み、無遠慮に主のものを扱く。
 すぐに円柱が膨らんで、穴の縁から白いものが漏れ出てきた。

「悪くない出来でしょう。実は、わたくしの膣で型を取りまして。お望みでしたら、お好きなメイドのでお作りしますよ。なに、心配は要りません。……膣内に注入して、固まった樹脂を引き抜く時に少しだけ難儀しますが、それだけです」

「あ、あ、あ」

 その言葉を聞いた主は、しばらくそのまま腰を振っていたが、不意に一歩下がり、シリコンの膣を抜いた。

「…!」

 身構えるルチカ。しかし主は彼女に背中を向けると、部屋を飛び出してどこかへ行ってしまった。



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