5:名無しNIPPER
2019/03/30(土) 00:16:29.76 ID:70xLl5pa0
そうだ、どうせ落ちるんなら笑おう。アイドルは笑顔が素敵だから、笑って今この瞬間だけでもアイドルになろう。
笑って受け答えた。私の笑顔は目の前の彼にどう届いているだろうか。かわいく見えてるかな、私。
オーディションが終わって、私はすぐ帰ろうとした。
この瞬間だけでもアイドルらしい笑顔ができた気がする。小さなステージで面接官の彼だけに送る私だけの笑顔。
「あっ、待って」
踵を返そうとした私を引き止める声。
私はゆっくりと振り返った。
なんだか怖かったから。
もしかして怒られるかな、だなんて思ってしまった。
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