6:名無しNIPPER
2019/03/30(土) 00:17:38.68 ID:70xLl5pa0
「これ、俺の名刺」
「えっ」
私に突き出された長方形のカード。そこには283プロダクション・プロデューサーという文字が書いてあった。
7:名無しNIPPER
2019/03/30(土) 00:18:24.94 ID:70xLl5pa0
「でも、何だかやりたくなさそうだったから、気持ちを整理してからまた来てほしいな」
そうだ、私は本気でアイドルになりたいわけではなかった。
ただ私自身を、私の普通を肯定してほしかったからだ。
8:名無しNIPPER
2019/03/30(土) 00:19:48.56 ID:70xLl5pa0
家に帰ってすぐベッドに仰向けになって天井を眺めた。そして名刺を自分の目の前に掲げる。
私は昔ピアノを習っていた。でも普通の私は、芽が出なかった。自分より上手い人なんか周りにたくさんいた。だから、諦めた。
アイドルの世界だって同じ。周りに私よりすごい人はいっぱいいる。私より輝いている、私より歌が上手くてダンスもできる、私よりも可愛い子なんかたくさんいるんだ。私なんか見向きされない、私のどこがいいと思ったんだろう。
9:名無しNIPPER
2019/03/30(土) 00:21:05.46 ID:70xLl5pa0
「こんにちは!」
283プロに来た。そして、あの男の人がいた。
プロデューサー、さん。
10:名無しNIPPER
2019/03/30(土) 00:22:28.60 ID:70xLl5pa0
「私が、ですか」
「うん、そう。ずっと、君を入れようと思っていたよ。だから、まだ迷いがあるだろうけど」
「私は、普通なのに」
11:名無しNIPPER
2019/03/30(土) 00:28:36.97 ID:70xLl5pa0
短いですけど、Pと智代子の出会いを自分なりに改変してみました。
智代子は一歩踏み出せなくて、でも誰よりも輝きたいと密かに思ってるアイドルです。
シャニマスをやっていて、そんな彼女の背中を押したい。押してあげたい。そう思いました。
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